2023年も京都で年越しをしました。
「京・富小路 料理旅館天ぷら吉川」は柊家旅館や俵屋旅館のある麩屋町通のひとつ西側、富小路通にあります。 玄関を入ってすぐのところにある囲炉裏を囲むスペースでお茶をいただいてチェックイン。
一休で予約したお部屋は二階の「川蝉」ですが、一階のお部屋にキャンセルが出たとのことで「鶺鴒」に案内していただきました。
入口に鳥さん
ひと通りお部屋の説明をして下さったのち、お煎茶と上用饅頭をいただきました。
中は抹茶餡、焼印は結び雁金です。 結び雁金はお宿の家紋のようで、ありとあらゆるものに使われていました。
床の間もお正月らしいしつらい
おめでたいお軸が掛かっています。
お花もお正月らしい
七福神の福禄寿かな?
白い扉の中にテレビが隠れています。 右の大きな扉はクローゼット
素敵な飾り物
クローゼットはややコンパクト
白地の半纏は女性用でお着物の生地でできています。
浴衣はこちら
クローゼットの中にあるティッシュケースは蓋の部分をスライドするとティッシュが取り出せるようになっています。
金庫の代わりに鍵付きの引き出し
テレビの下に電話機とケーブルなど
こんなところにまで結び雁金!
右の襖が入口を入ったところ
外の入口を入って正面の棚は手前に引くと
ポットや茶器が用意されています。
お部屋に戻って、もう一度先ほどの写真
中央上部に素敵な掛物
上部が丸い襖は水回りの入口
丸椅子は洗面台の前に置くスペースがないのでこちらへ置いてあるのだと思います。
マークスアンドウェブ、名前からして外国製品かと思いましたが日本のメーカーでした。
引き出しの中にその他アメニティ
右手にお手洗い
履物がスリッパでないところがいいです。
左手にお風呂
ガラス越しに坪庭
バスアメニティもマークスアンドウェブ
お部屋に戻ります。
お部屋の隅に大きな屏風
なにやらたくさんの書が貼り付けてあるので宿の方に翌朝お聞きしたところ、昔の請求書のようなものだそう(宛先が全部同じでした)。 ちょっと面白いと思って作られたのだとか、確かに面白いですね。
広縁に出てみます。
下に冷蔵庫(無料です)
テーブルの上にみかんと黒豆のお菓子
なにやら注意書き
縁側に煙草盆が置いてあるのでこのような注意書きがされているのでしょうね。
お部屋の鍵とお香、そしてマッチ
お部屋に案内して下さったスタッフの方が一本焚いて下さり、残りは持ち帰りました。
一休のダイヤモンド会員特典でいただいたお酒
佐々木蔵之介さんのご実家です。
私たちはいただかないのでお土産に持ち帰りました。
元日に能登半島で大きな地震があり、次の日には救援物資を運ぶはずだった飛行機の事故が起こったりと、日本中が大変な時にブログを投稿するのはどうかと思いましたが、これから先の一年が少しでも明るいほうへ向かうといいなという気持ちも込めて、投稿させていただきます。